はり灸・マッサージ師は国家資格です。3年以上の養成機関を卒業することにより、この国家資格を受験することができます。

当院の特徴は、まず施術者全員がこの国家資格を保有しております。

そして、疲労回復や慰安のためだけのマッサージではなく、症状緩和と機能回復を目的とした施術の研修を受けております。

施術内容は体位変換を積極的に行い、全身性のマッサージを行うと同時に関節の運動法を行ます。ご希望の方には鍼灸治療も行うことができます。痛みのない安全な針ですので、ご安心いただけます。

障害児者にとって当院のマッサージ・鍼灸施術は、皮膚や筋肉、関節にある固有感覚器などに刺激を加えることができるので、運動機能の回復・促進を図ることができます。成長発育にとって大変効果的です。

また、重症児(者)の筋緊張は高すぎても低すぎても身体を動かすことが困難です。高すぎる筋緊張は緩め、低すぎる筋緊張は刺激を加えてバランスを整えます。

筋緊張の3タイプ

1.重度痙直型四肢麻痺(痙直型)・・・緊張は高く、身体の中央に向かって圧縮された姿勢をとる傾向があります。

2.重度痙直型アテトーゼ・・・過緊張から低緊張まで幅がある。ねじれが強く、体幹は反り返る傾向にあります。

3.弛緩型(低緊張型)・・・緊張が低く、胸郭は扁平で、上肢は外に「W」字に開き、下肢はまたを広げる姿勢をとる傾向があります。